リーマン?ショック以降、低迷していたマンション市場に回復の兆しが見えてきた。首都圏の3月の発売戸数は9年3カ月ぶりに伸び率が50%を超え、2010年度の発売戸数もプラスに転じる見込みだ。在庫調整が一巡したほか、利便性の高い都心部のマンションに人気が集まっている。ただ、所得や雇用不安が払拭(ふっしょく)されないなか、マンション販売が本格的な回復軌道に乗るかは不透明だ。
建設中の「東京スカイツリー」を北にのぞむ東京都墨田区の一画。週末の今月3日、野村不動産と伊藤忠都市開発が共同開発する新築分譲マンション「オアシティ錦糸町」のモデルルームは朝から人の波でごった返した。
すでに第1期1次分(110戸)は完売し、この日、登録の締め切りだった2次分(25戸)を申し込む人が詰めかけたからだ。JR錦糸町駅から徒歩6分、全戸南向きという同物件は、結局、2次分も最高倍率6倍という人気を集め即日完売した。
野村不動産が東京都豊島区で建設中の「プラウドシティ池袋本町」も3月、第1期325戸と急遽(きゅうきょ)追加した分(76戸)が即日完売。同社の山本成幸執行役員は「駅から近い立地などが評価されたが、ここまでの反響は想像していなかった」と、好調な売れ行きに驚きを隠さない。
◆戸数?契約率とも好調
不動産経済研究所によると、3月の首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)のマンション発売戸数は前年同月比54.2%増の3685戸。伸び率が50%超となるのは00年12月(59.5%増)以来、実に9年3カ月ぶり。実際に売れた割合を示す契約率も82.8%と3年ぶりに80%を超えた。都心部を中心に29物件896戸が即日完売するなど、新規物件が好調だった。
首都圏は昨年5月頃から販売の好不調の目安となる契約率が70%前後で推移。景気低迷で供給を絞ってきた業者の在庫調整が一段落したこともあり、ここにきて「実際住むためのマンション購入を検討していた人の動きが活発になった」(大手不動産会社)ようだ。
不動産経済研究所は10年度の首都圏マンション発売戸数を、4万4000?4万5000戸と5年ぶりにプラスに転じると予測。景気が上向いてきたことや、住宅ローン減税といった政策がマンション購入を後押しする。
それでも、同研究所の福田秋生企画調査部長は「首都圏だけで8万?9万戸も売れる時代には戻らない。市場としては5万?6万戸が妥当で、そこまで回復するのに数年かかるだろう」と分析。業界内ではマンション市場の本格的な回復は道半ばとの見方が多い。
最大の理由は価格だ。バブル崩壊後の地価下落で、90年代から00年代初めまでマンション価格はほぼ一貫して下落してきた。だが、その後の景気拡大局面で再び上昇に転じる。09年の首都圏の1戸あたりの平均価格は前年比5.0%減の4535万円と7年ぶりに低下したが、それでも直近の安値である02年に比べると13%高い水準だ。
◆23区外、近畿は“冬”
結果として、現在のマンション市場の回復は、高価格帯でも一定の需要が見込める都心部の物件に依存している。
実際、09年度の首都圏の発売戸数は前年度比6.0%減の3万7765戸だったが、東京23区に限れば15.8%増と逆に増えている。これに対し都下は3.5%減、神奈川県は29.7%減、千葉県も30.9%減と、軒並み大幅に減少した。近畿圏に至っては09年度の発売戸数が前年度比12.4%減の1万9094戸と、2年連続の2けた減。3月も前年同月比28.6%減の1684戸と低調なままだ。
みずほ証券の石沢卓志チーフ不動産アナリストは「株価の回復の遅れから、富裕層を中心とした投資物件の動きは鈍い。雇用や所得環境は依然として厳しく、政局や景気の先行き不透明感が強まれば、マンション市場の回復が短命に終わる可能性もある」と指摘している。(大柳聡庸)
引用元:SEOブロゴ | 堺市
2010年12月17日金曜日
2010年12月13日月曜日
ナイアガラ地域での土地シンジケーション完了=加ウォルトン〔BW〕
*【ビジネスワイヤ】土地投資(ランドバンキング)大手の加ウォルトンは、カナダ?オンタリオ州のナイアガラ地域での不動産投資プロジェクト「ナイアガラ1」のユニット販売を終えたと発表した。ナイアガラ地域は有数の観光地であると同時に、産業活動の幅も広い。投資対象物件はナイアガラ滝から南に8キロに位置する。主要幹線道路のクイーン?エリザベス?ウ rmt Lineage2
ェイや、米国?カナダ間の重要な通商路にも近い。
【編注】この記事はビジネスワイヤ提供。英語原文はwww.businesswire.comへ。 UGG 通販
引用元:ローズ(Rose) 専門サイト
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引用元:ローズ(Rose) 専門サイト
2010年12月8日水曜日
これから何を改善すればよいのだろう
今やインターネットの利用率は13?49歳では90%を超え、企業のWebサイト開設率は中小含めても85%を超えるほど。こうした中で、企業のサイトではより自社製品の購買に結びつくサイト運営が求められている。
【拡大画像や他の解説画像】
新任担当者にとって、SEOやSEMといった手法は知っていても実際に試してみたりした経験は少ないのではないか。連載を通じて、リスティング広告の実践法、さらにその次の一手を考えていきたい。
●ケース1:PC用パッケージソフト販社で、Webサイト管理(主に自社のECサイト)の担当者
着任しておよそ1年半。まず、過去を洗ってここ5年通して販売状況を見ると、明らかに店頭より自社Webページからの販売件数が伸びていることが分かった。前任者から引き継いだEコマースの良好な設計と、リスティング広告が寄与しているのではないかと考えている。
しかし、伸びているとはいえ、一般的なネット市場の伸び率と比較して、明らかにうちの伸び率は低い。一般的には前年比10%や、中には40%を超える商材もあるようだ。それに比べ、うちは全体として数%程度の伸びだ。何かもっと伸ばせる施策があるのではないだろうか……。
現在売れ筋の商品は4点。それぞれの商品の説明ページには十分な情報も用意している。特段不備は見当たらない。そして新規顧客を誘導する方法としてはやはり、Web広告が有効と考えられるが、現在は予算の都合上リスティング広告のみ実施している。少ない予算で始められ、クリックされたら課金という、分かりやすく無駄を感じさせない広告モデルだからだ。売れ筋の商品名や関連するキーワードをたくさん盛り込むことで、クリックによる誘導も毎月数万単位で得られている。
では、これから何を改善すればよいのだろう。特にリスティング広告については、商品やサービスを検索するユーザー、つまり既にニーズが顕在化したユーザーにヒットさせるものなので、購売により近い接点での広告施策と聞いているが……。
●自社サイトを開設したはいいが……
インターネットが普及した現在、自社WebサイトにEC機能を持たせれば、企業は自分達で流通網を開発する必要もなく、顧客にダイレクトに販売するチャネルを構築できるのは言うまでもない。
当然そこからの中間手数料を引かれることはなく、Webサイトの維持費と純粋な仕入れなどのランニングコストを除けば、ほぼすべて利益になり得るという魅力的な販売手法となっている。
しかし、Webサイトを開設したはいいが、そこへどう顧客を呼び込むのか。こうした方法は、多くの経験を蓄積した広告代理店や、コンサルティング会社に相談しないと、なかなか得られない。しかも、そうしたノウハウを積んだ広告代理店は限られており、都心部に集中していたりする。地方の会社は十分なサービスを受けられないことも多々あるであろう。逆に都心部では、あまりにも数多くの広告代理店が存在し、それぞれのやり方の違いが分からないため、選ぶことすら大変という悩みが存在することも確かだ。
一般消費者向けの商品を取り扱う場合、もちろん楽天やYahoo!ショッピングに店を構えるのも1つの顧客獲得施策だ。問題は、それにマッチしない場合。例えば、価格競争に巻き込まれたくない商品や、BtoBでターゲットが明確な商品などは、自力で顧客を誘引してセールストークを展開しなければならない。
●SEOやSEMは知っていても……
そのベーシックな対応策がSEO(Search Engine Optimization)やSEM(Search Engine Marketing)であることは、多くの担当者がご存じであろう。
SEOの場合は、多くの広告代理店などから自分たちに合った会社を選び、長期間のパートナーシップを結んで、コンサルテーションを受けることになる。長期的?継続的に施策を打ち、期間や成果に応じてパートナー企業に報酬を支払うモデルだ。実施開始から結果が出るまで数カ月かかることも珍しくないので、短期で顧客を集めたい場合には向いていないと言える。
一方SEMは、いわゆるGoogle AdWordsやYahoo!JAPANのOvertureなどのリスティング広告だ。こちらもパートナー企業を選び、長期的に戦略を練りながら最適化を目指すという、運用がメインの施策となる。担当者の多くは、直近のキャンペーンに合わせて、そのキャンペーンホームページへ大量に見込み顧客を誘導しなければならないという責務を負っているため、最低限これを実施するケースが多いのではないだろうか。
いずれも大切なのは、パートナー選びであることは言うまでもない。だが、容易にパートナー企業を見つけられない現在。まず自社でできる改善施策は、どのようなことが考えられ、どのような方法があるのだろう。
SEO(Search Engine Optimization)やSEM(Search Engine Marketing)を改善したくても、一緒に施策を考える広告代理店などのパートナー企業を簡単には見つけられない現在。まず自社だけでできる改善策は、どのような方法があるのだろう。
まずは下記でリスティング広告の流れを確認しよう。もし実際に担当している人は、どの数値を持って結果報告をしているのか、改めて振り返っていただきたい。
ケース1の担当者と同様の悩みをお持ちなら、以下のようなチェックポイントに従って何が改善できるかを明らかにしていこう。
1. 明確な成果指標&成果ページは設定し、アクションタグは利用しよう!
2. クリック率ではなく、コンバージョン率の向上を目的にしよう!
3. アクセス解析とユーザー行動分析により、未知のキーワードの有無を検証しよう!
4. 「キーワード」+「広告文」+「ランディングページ」のマッチング度合いを確認しよう!
5. リスティング広告とディスプレイ広告の相乗効果を活用しよう!
●明確な成果指標&成果ページの設定し、アクションタグを利用しよう!
基本的なことだが、オンラインマーケティングに不慣れな担当者は、意外とコンバージョントラッキング機能を知らないケースが多い。「広告は誘導するもの」「インターネット広告はクリックされてナンボだ」というところに集中してしまい、実際のユーザーアクションが、どの広告から来たのかまで知ろうという気にはならないのだろう。前回、ケース1として紹介した担当者も、Google AdWords、Overtureそれぞれに、アクションタグによるコンバージョントラッキングの機能が備わっていることを知らないと思われる。
ちなみに、各ツールからアクションタグを発行することは無料である。そのアクションタグを、自社の申込み完了ページや成果ページ(一般的にThank youページと呼ぶ)に埋め込むだけで、どのキーワードから何件申し込みがあったのか、1つ1つカウントできるのだ。
ただし、その前に何をカウントすればマーケティングデータとして有益な指標になるのか、その成果となる数字を何に設定するのかを事前に決めておく必要がある。例えば、購入申込、会員登録、資料請求、見積依頼、リード獲得など、今後のキャンペーンも見据えて、効果検証する上で長期的に使える指標を決めなければならない。そして、その成果と見なすページを用意もしくは決定し、そこにアクションタグを埋め込むというわけだ。
コンバージョン(conversion):ネット広告では、申込みや成約などの成果数字と同義
●クリック率ではなく、コンバージョン率の向上を目的にしよう!
先の担当者は、コンバージョン件数をカウントできていなかったがために、広告が良かったのか悪かったのかを、広告のクリック率やクリック数でしか評価できない。クリック数の多かったキーワードが最良だと評価されている現状で、もしもそのキーワードからのコンバージョン件数が少なかったとしたら、結果「クリック数が多い=かかった費用も大きい」となり、実際は予算の無駄遣いにつながってしまうことになる。
コンバージョン率の向上を目的にすると、CPA(Cost Per Action)いわゆる成果単価を指標とした、まったく新しい運用アイデアが生まれる。さらに、まったく予想もしていなかったキーワードが高い評価を得たりする可能性も生まれるだろう。
例えば、特定のエリアからしかコンバージョンしない場合は地域指定もできるし、もし週末にコンバージョンが獲得できていなければ、平日のみの配信に設定したり、日中しかコンバージョンを得 られないのであれば、夜を除いた就業時間に絞った広告配信に絞り込むことなども可能だ(Google AdWordsのみ)。
●未知のキーワードの有無を検証しよう!
自社のサイトにアクセス解析ツールを導入しているのなら、流入経路として検索サイトがあることが分かるはずだ。そこで、何のキーワードで検索されて訪れているのか確認してみるのもいいだろう。こちらの都合で購入しているキーワードとは違った、意外なキーワードの発見や発想が生まれるかもしれない。
さらに、顧客がサイト内をどのような遷移で行動したか、どのような説明文に反応して次のリンクをクリックしたのか、それを全体設計と詳細ページ内に分けて分析をしていくことで、顧客のインサイトが見えてくることがある。そこで見えてきた、反応の良い言葉をキーワードと組み合わせて購入したり、広告文にその言葉を盛り込んだりと、コンバージョン増加に向けた新たなアイデアにつなげられるようになる。
●「キーワード」+「広告文」+「ランディングページ」のマッチング度合いを確認しよう!
リスティング広告でコンバージョン率をアップさせるには、「キーワード」「広告文」「ランディングページ」――の3点のマッチングに尽きる。
キーワードと広告文をマッチングさせるところまでは、パートナーから入手するリポートの具体的な数値から改善施策が随時打てるため、比較的簡単であると言えよう。しかしランディングページともなると、すでに設計、完成されたものありきで、その後に広告を検討することが多いため、広告からのマッチングがなかなか難しい。
とはいえそこを先回りで準備し、ユーザーが求める情報によってランディングページを出し分けできるようなサイト設計にすれば、コンバージョン率をさらに改善できるはず。欲を言えば、キーワード毎にランディングページを差し替えるぐらいのことをしたい。
ページを用意するのには制作費がかかるし、場合によってはサイトの詳細な現状分析も必要になるので、そう簡単にはいかないのが実情だが、もし実行できたなら、顧客は自分の求めていた情報にストレスなく誘導されることで、いつの間にか商品に魅了されながら、コンバージョンに向けてグングン進むようになるわけだ。これまで途中で離脱していたであろう見込顧客を、うまくすくいあげることで獲得件数を増やせるのである。
次回は、5番目の「リスティング広告とディスプレイ広告の相乗効果を活用」について説明しよう。【石橋啓次】
※この連載は2009年4?5月の連載「リスティング広告次の一手」を再編集したものです。
【関連記事】
? 「初めからつまずく人も多かった」――Google AdWordsアップデート
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引用元:ルーセントハート(Lucent Heart) 総合サイト
【拡大画像や他の解説画像】
新任担当者にとって、SEOやSEMといった手法は知っていても実際に試してみたりした経験は少ないのではないか。連載を通じて、リスティング広告の実践法、さらにその次の一手を考えていきたい。
●ケース1:PC用パッケージソフト販社で、Webサイト管理(主に自社のECサイト)の担当者
着任しておよそ1年半。まず、過去を洗ってここ5年通して販売状況を見ると、明らかに店頭より自社Webページからの販売件数が伸びていることが分かった。前任者から引き継いだEコマースの良好な設計と、リスティング広告が寄与しているのではないかと考えている。
しかし、伸びているとはいえ、一般的なネット市場の伸び率と比較して、明らかにうちの伸び率は低い。一般的には前年比10%や、中には40%を超える商材もあるようだ。それに比べ、うちは全体として数%程度の伸びだ。何かもっと伸ばせる施策があるのではないだろうか……。
現在売れ筋の商品は4点。それぞれの商品の説明ページには十分な情報も用意している。特段不備は見当たらない。そして新規顧客を誘導する方法としてはやはり、Web広告が有効と考えられるが、現在は予算の都合上リスティング広告のみ実施している。少ない予算で始められ、クリックされたら課金という、分かりやすく無駄を感じさせない広告モデルだからだ。売れ筋の商品名や関連するキーワードをたくさん盛り込むことで、クリックによる誘導も毎月数万単位で得られている。
では、これから何を改善すればよいのだろう。特にリスティング広告については、商品やサービスを検索するユーザー、つまり既にニーズが顕在化したユーザーにヒットさせるものなので、購売により近い接点での広告施策と聞いているが……。
●自社サイトを開設したはいいが……
インターネットが普及した現在、自社WebサイトにEC機能を持たせれば、企業は自分達で流通網を開発する必要もなく、顧客にダイレクトに販売するチャネルを構築できるのは言うまでもない。
当然そこからの中間手数料を引かれることはなく、Webサイトの維持費と純粋な仕入れなどのランニングコストを除けば、ほぼすべて利益になり得るという魅力的な販売手法となっている。
しかし、Webサイトを開設したはいいが、そこへどう顧客を呼び込むのか。こうした方法は、多くの経験を蓄積した広告代理店や、コンサルティング会社に相談しないと、なかなか得られない。しかも、そうしたノウハウを積んだ広告代理店は限られており、都心部に集中していたりする。地方の会社は十分なサービスを受けられないことも多々あるであろう。逆に都心部では、あまりにも数多くの広告代理店が存在し、それぞれのやり方の違いが分からないため、選ぶことすら大変という悩みが存在することも確かだ。
一般消費者向けの商品を取り扱う場合、もちろん楽天やYahoo!ショッピングに店を構えるのも1つの顧客獲得施策だ。問題は、それにマッチしない場合。例えば、価格競争に巻き込まれたくない商品や、BtoBでターゲットが明確な商品などは、自力で顧客を誘引してセールストークを展開しなければならない。
●SEOやSEMは知っていても……
そのベーシックな対応策がSEO(Search Engine Optimization)やSEM(Search Engine Marketing)であることは、多くの担当者がご存じであろう。
SEOの場合は、多くの広告代理店などから自分たちに合った会社を選び、長期間のパートナーシップを結んで、コンサルテーションを受けることになる。長期的?継続的に施策を打ち、期間や成果に応じてパートナー企業に報酬を支払うモデルだ。実施開始から結果が出るまで数カ月かかることも珍しくないので、短期で顧客を集めたい場合には向いていないと言える。
一方SEMは、いわゆるGoogle AdWordsやYahoo!JAPANのOvertureなどのリスティング広告だ。こちらもパートナー企業を選び、長期的に戦略を練りながら最適化を目指すという、運用がメインの施策となる。担当者の多くは、直近のキャンペーンに合わせて、そのキャンペーンホームページへ大量に見込み顧客を誘導しなければならないという責務を負っているため、最低限これを実施するケースが多いのではないだろうか。
いずれも大切なのは、パートナー選びであることは言うまでもない。だが、容易にパートナー企業を見つけられない現在。まず自社でできる改善施策は、どのようなことが考えられ、どのような方法があるのだろう。
SEO(Search Engine Optimization)やSEM(Search Engine Marketing)を改善したくても、一緒に施策を考える広告代理店などのパートナー企業を簡単には見つけられない現在。まず自社だけでできる改善策は、どのような方法があるのだろう。
まずは下記でリスティング広告の流れを確認しよう。もし実際に担当している人は、どの数値を持って結果報告をしているのか、改めて振り返っていただきたい。
ケース1の担当者と同様の悩みをお持ちなら、以下のようなチェックポイントに従って何が改善できるかを明らかにしていこう。
1. 明確な成果指標&成果ページは設定し、アクションタグは利用しよう!
2. クリック率ではなく、コンバージョン率の向上を目的にしよう!
3. アクセス解析とユーザー行動分析により、未知のキーワードの有無を検証しよう!
4. 「キーワード」+「広告文」+「ランディングページ」のマッチング度合いを確認しよう!
5. リスティング広告とディスプレイ広告の相乗効果を活用しよう!
●明確な成果指標&成果ページの設定し、アクションタグを利用しよう!
基本的なことだが、オンラインマーケティングに不慣れな担当者は、意外とコンバージョントラッキング機能を知らないケースが多い。「広告は誘導するもの」「インターネット広告はクリックされてナンボだ」というところに集中してしまい、実際のユーザーアクションが、どの広告から来たのかまで知ろうという気にはならないのだろう。前回、ケース1として紹介した担当者も、Google AdWords、Overtureそれぞれに、アクションタグによるコンバージョントラッキングの機能が備わっていることを知らないと思われる。
ちなみに、各ツールからアクションタグを発行することは無料である。そのアクションタグを、自社の申込み完了ページや成果ページ(一般的にThank youページと呼ぶ)に埋め込むだけで、どのキーワードから何件申し込みがあったのか、1つ1つカウントできるのだ。
ただし、その前に何をカウントすればマーケティングデータとして有益な指標になるのか、その成果となる数字を何に設定するのかを事前に決めておく必要がある。例えば、購入申込、会員登録、資料請求、見積依頼、リード獲得など、今後のキャンペーンも見据えて、効果検証する上で長期的に使える指標を決めなければならない。そして、その成果と見なすページを用意もしくは決定し、そこにアクションタグを埋め込むというわけだ。
コンバージョン(conversion):ネット広告では、申込みや成約などの成果数字と同義
●クリック率ではなく、コンバージョン率の向上を目的にしよう!
先の担当者は、コンバージョン件数をカウントできていなかったがために、広告が良かったのか悪かったのかを、広告のクリック率やクリック数でしか評価できない。クリック数の多かったキーワードが最良だと評価されている現状で、もしもそのキーワードからのコンバージョン件数が少なかったとしたら、結果「クリック数が多い=かかった費用も大きい」となり、実際は予算の無駄遣いにつながってしまうことになる。
コンバージョン率の向上を目的にすると、CPA(Cost Per Action)いわゆる成果単価を指標とした、まったく新しい運用アイデアが生まれる。さらに、まったく予想もしていなかったキーワードが高い評価を得たりする可能性も生まれるだろう。
例えば、特定のエリアからしかコンバージョンしない場合は地域指定もできるし、もし週末にコンバージョンが獲得できていなければ、平日のみの配信に設定したり、日中しかコンバージョンを得 られないのであれば、夜を除いた就業時間に絞った広告配信に絞り込むことなども可能だ(Google AdWordsのみ)。
●未知のキーワードの有無を検証しよう!
自社のサイトにアクセス解析ツールを導入しているのなら、流入経路として検索サイトがあることが分かるはずだ。そこで、何のキーワードで検索されて訪れているのか確認してみるのもいいだろう。こちらの都合で購入しているキーワードとは違った、意外なキーワードの発見や発想が生まれるかもしれない。
さらに、顧客がサイト内をどのような遷移で行動したか、どのような説明文に反応して次のリンクをクリックしたのか、それを全体設計と詳細ページ内に分けて分析をしていくことで、顧客のインサイトが見えてくることがある。そこで見えてきた、反応の良い言葉をキーワードと組み合わせて購入したり、広告文にその言葉を盛り込んだりと、コンバージョン増加に向けた新たなアイデアにつなげられるようになる。
●「キーワード」+「広告文」+「ランディングページ」のマッチング度合いを確認しよう!
リスティング広告でコンバージョン率をアップさせるには、「キーワード」「広告文」「ランディングページ」――の3点のマッチングに尽きる。
キーワードと広告文をマッチングさせるところまでは、パートナーから入手するリポートの具体的な数値から改善施策が随時打てるため、比較的簡単であると言えよう。しかしランディングページともなると、すでに設計、完成されたものありきで、その後に広告を検討することが多いため、広告からのマッチングがなかなか難しい。
とはいえそこを先回りで準備し、ユーザーが求める情報によってランディングページを出し分けできるようなサイト設計にすれば、コンバージョン率をさらに改善できるはず。欲を言えば、キーワード毎にランディングページを差し替えるぐらいのことをしたい。
ページを用意するのには制作費がかかるし、場合によってはサイトの詳細な現状分析も必要になるので、そう簡単にはいかないのが実情だが、もし実行できたなら、顧客は自分の求めていた情報にストレスなく誘導されることで、いつの間にか商品に魅了されながら、コンバージョンに向けてグングン進むようになるわけだ。これまで途中で離脱していたであろう見込顧客を、うまくすくいあげることで獲得件数を増やせるのである。
次回は、5番目の「リスティング広告とディスプレイ広告の相乗効果を活用」について説明しよう。【石橋啓次】
※この連載は2009年4?5月の連載「リスティング広告次の一手」を再編集したものです。
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引用元:ルーセントハート(Lucent Heart) 総合サイト
2010年12月2日木曜日
「Cabal」,推奨PCが当る「目指せ、レベル77
| 配信元 | ゲームポット | rmt カバル配信日 | 2009/06/23 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
「目指せ、レベル77」キャンペーンを開催!!
オンラインゲームの開発?運営を行う株式会社ゲームポット(東京都港区、代表取締役社長:植田修平、以下ゲームポット)は、WindowsスタイリッシュアクションMMORPG『CABAL ONLINE(カバルオンライン)』において、6月23日(火)定期メンテナンス終了時より、「目指せ、レベル77」キャンペーンを行います。
![]() |
レベルを上げて『CABAL ONLINE』推奨PCを貰おう!
本日6月23日(火)定期メンテナンス終了時から、7月21日(火)定期メンテナンス開始時まで、「目指せ、レベル77」キャンペーンを開催します。このキャンペーンでは、期間中にキャラクターのレベルを29、47、77にすると、抽選で「マウスコンピューター製CABAL推奨PC」、「ロジクール製G5LaserMouse」などの賞品が当たります。他にも様々な豪華な賞品をご
用意しております。是非この機会にレベルを上げて、豪華な賞品をゲットしましょう。
『CABAL ONLINE』公式サイト
http://www.cabal.jp/event/goto77/index.aspx
CABAL ONLINE http://www.cabal.jp/
引用元:アイオン-ナビ AION-NAVI - AION,アイオンの掲示板,BBSです,ユニーク 装備の情報,WIKI 攻略,RMT コンビニなどサービスを提供します。
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